10、20、30。まだある。40、50…60! 何回数えても、同じ数。
『New Roses 2012』ではじめて紹介させていただいた品種の数のコトです。例年は30くらいなのに…。
最近の新品種ラッシュに「何が何だか分からなくなってしまいました」とは、バラを自らも栽培し、バラをよく理解しているある編集者。分かっている方でもそうなのに、一般愛好者の方はなおさらでしょう。
誌面には限りがあります。そこで2012年版の「ローズブランドコレクション」では、新品種を中心にできるだけ分かりやすくていねいに取り上げようと、掲載数を減らそう(すなわち各品種写真を大き目に掲載し、ていねいに説明できます)と各社にご理解を求め、結果的に従来の約7割弱にあたる218品種としました。
ところが初発表品種のこの数! この春発表の最新品種は同時期にほかの雑誌や書籍でも発表された分も加えると、例年より多い80品種にものぼります。
初発表品種が多くなると本の価値は上がるかもしれませんが実は制作上のネックも。スペックが決まるのもギリギリ…。イベントでお披露目するための調整も。中には新たに導入される2ブランド、ご依頼により命名させていただいた10品種も含まれています。
今回誌面で強調させていただいたのは日本のバラ。海外のバラも含めて年々進化し、新しい「美のかたち」が次々と生まれてきています。新たに生まれた品種は、育種家のいまの感性のあらわれであるとともに、バラ各社の生産・販売に携わる方々の想いもぎっしり詰まっています。
バラの花は、香りはもちろんのこと実際に見て、育ててみないと分かりません。この本をご覧になって、イベントや小売店の店頭で実際に花の雰囲気に触れていただき、その中からぜひ「自分のバラ」をみつけてください。

表紙は昨春、外で自然開花の‘あおい’です。真ん中に茶色をにじませ、オーラを放っていました。
【New Roses 2012の主な内容】●ローズブランドコレクション
【日本】寺西菊雄/確実園本園/河本バラ園/京成バラ園芸/京阪園芸/コマツガーデン/タキイ種苗/花ごころ/ばら工房パティオローズ/バラの家/広島バラ園/ペレニアル【イギリス】デビッド・オースチン/ハークネス/フライヤー/ワーナー/ビールス【アメリカ】ウィークス【フランス】オラール/ギヨー/デルバール/ドリュ/メイアン【ドイツ】コルデス/タンタウ【ベルギー】レンズ
●花フェスタ記念公園にNew Rosesガーデンオープン
●日本のバラに季節を感じる
・色が変わる‘おとひめ’(河本オリジナル)を茶花に~花フェスタ記念公園茶室「織部庵」
・みやびな花‘花見小路(はなみこうじ)’‘かおりかざり’(京阪園芸F&Gローズ)をヘッドドレスに 花結い師TAKAYA・吉武遥~京都・嵐山
●暮らし・栽培 バラの楽しみを広げる
有島薫/小山内健/木村卓功/松尾正晃/大野耕生
●全国主要小売店12店ローズアドバイザーの作出国別おすすめのバラ
A4L判、本文88Pオールカラー、定価 1,260円(税込)。
インターネット、書店、主要バラ小売店などでお求めください。